小さいお子様の治療について |
お子様の治療は何歳からでもご来院ください。気になるとところがございましたら、お気軽にご相談ください。 何も知らないお子様にマイナスの先入観を与えるのは良くないと思っています。 治療が必要なときには子供の目線に立って、分かりやすく説明し、トラウマを作らないような方法を心がけています。ですから治療を無理に急ぐことはしていませんので、治療ができるようになるまで根気よく練習することもあります。 通う回数は多くなる傾向にありますが、この時期はトラウマを作らないこと、痛い治療をなるべく避けることが重要と思っています。(そのときの状況によりますが、乳歯のむし歯の治療は痛くないことが多いです) ほとんどの場合ご両親の分からないところからむし歯ができてきます。早めに見つけて早めに対処することが痛くない、トラウマを作らない第一歩です。 そのためには何より定期的なチェックが必要と考えていますので、数ヶ月ごとの来院をお勧めしています。 仕上げ磨きは小学校3年生くらいまでは必ず行ってください。 その際歯磨剤は使わないで行ってください。大人の人がお子様の口の中をきれいにすることと同じく、口の中を観察することが重要です。 定期的に来院されることで小さいうちから自分の健康は自分で守る習慣をつけることが、本当の意味での健康教育であり、躾であると思っています。 |
大人の方の治療について |
歯を喪失する原因は大きく分けてむし歯と歯周病が7割以上を占めます。 特に歯周病は初期から中期にかけては自覚症状が乏しく、歯肉からの出血や腫れ等が気になりだしたときにはかなり症状が進んでいることが多くみられます。 初期や中期の時に気づき、適切な処置・管理をしていればそれほど怖いものではありません。 行政の歯周疾患検診などを利用して、検査をすることをお勧めします。 むし歯で被せる歯も以前は奥歯は保険では銀歯でしたが、現在は保険で多くの歯を白く治せるようになりました。ただ歯の位置や被せ物の種類によっては、白い歯を被せるには保険がきかず高額になることがありますが、当院では独自のシステムによりより安価(市価の約半額)にご提供することができます。 銀歯でお悩みの方は是非ご相談ください。 歯周病は20歳代後半から30歳代で約30%が罹患しているとの報告もあり、自覚症状を伴わないことが多いため、見逃されやすい病気です。 歯と歯肉の間の歯周ポケット(歯肉溝)に歯垢や歯石が沈着し炎症を起こすことが始まりです。この歯周ポケットは通常2〜3mmの深さがあるのですが、歯周病が進むと炎症により歯周ポケットが深くなっていき、歯を支えている顎の骨を歯の周りから溶かしてしまいます。そのため歯が動くようになってしまいます。 自覚症状が乏しいため、何より予防が先決で、ご自分の状態を知るためにも歯科医院での検査が必須です。 ある程度進行してしまうと、ブラッシングだけでは届かないところに歯垢や歯石がたまり、いくら歯磨きをしてもきれいにすることができなくなり、進行を食い止められなくなってしまいします。 ブラッシングでは届かない汚れは歯科医院で定期的にきれいにすることで、進行を食い止めご自分の歯を守りましょう。 小さいお子様をお持ちのお母様は、治療中にお子様を有資格者(元幼稚園教諭)がお預かりすることもできます。ご予約の際にご相談ください。 |
ご高齢の方の治療について |
合わない入れ歯を我慢してお使いになっていると、痛みや決定的な不適合の原因になってしまいます。 入れ歯を使用している場合、数ヶ月に1度はかみ合わせ等の調整にご来院いただくことが、入れ歯を長持ちさせる秘訣です。 「口は万病の元」と言いますが、ある県の健康保険組合が行った調査では、1年に1回でも歯科検診を行っている人の医療費は、何もしていない人の医療費と比べて10〜15万円低いことが分かりました。 分かりやすい例ではインフルエンザ等の感染症や、肺炎などの発症率も優位に下がることが分かっています。 よく噛んで好きな物を食べることが何より健康の第一歩と言えると思います。 |